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 旭川市民劇場は1971年に設立し、旭川で良質の演劇を観賞し続けている会員制組織です。

2017年2月例会 青年座

『見よ、飛行機の高く飛べるを』

――女子だって飛ばなくっちゃならんのです

 明治44年、岡崎にある第二女子師範学校には各地から教師を目指す少女たちが集まっていた。
 開校以来の優等生で、教師たちから「国宝」とまで称される光島延ぶは、良妻賢母教育に反発する、ちょっと変わりものの杉坂初江と出会う。平塚らいてうや与謝野晶子ら“新しい時代の女性”に憧れる初江は、女性のための新しい雑誌を作りたいと延ぶに相談する。お調子者のちかや、しっかり者のマツ、恋に憧れる婦美たちを巻き込んで回覧誌「バード・ウィメン」の編集にとりかかった。しかし、ある「事件」がおこり・・・厳しい現実が少女たちの前に立ち塞がる。

「わたしたち小暮さんの処分撤回と、良妻賢母教育反対を掲げてストライキをすることに決めました!」

 大人たちが押し付けようとする「女性の生き方」に反発し、自らの人生を切り開きたいと願う延ぶや初江ら少女たちの戦いの結末は・・・?
 平塚らいてうが「青鞜」を創刊し、女性の生き方に新しい選択肢が生まれ始めていた時代の青春群像。

原作:永井愛
演出:黒岩亮 
出演:安藤瞳、小暮智美、尾身美詞、黒崎照、勝島乙江、橘あんり、坂寄奈津伎、田上唯、石母田史朗、遠藤好、山﨑秀樹、藤夏子、井上智之、平尾仁、片岡富枝、久留飛雄己

 
2月20日(月) 夜 6時30分
2月21日(火) 昼 1時30分
上演時間 3時間0分(休憩15分)
会  場:旭川市公会堂
2017年5月例会 加藤健一事務所

『Be My Baby ~いとしのベイビー~』

 ちょっぴり刺激的なハートフルコメディー

 1963年イギリス。スコットランドの若き貴族クリスティの元へ、ロンドン育ちのグロリアが嫁いでくる。 若い二人とは対照的に、クリスティの親代わりのジョンとグロリアの叔母のモードは犬猿の仲で、事あるごとに衝突ばかり。ところがある日、若夫婦が迎えることになった養子を引き取るため、ふたりは米国サンフランシスコまで旅する事になる。トラブルだらけの珍道中は、赤ちゃん登場で思いもよらぬ方向に展開する!?

 2013年の初演で名コンビと称賛された、加藤健一と阿知波悟美のハートフルコメディー。「Be My Baby」(ザ・ロネッツ)「Hound Dog」(エルヴィス・プレスリー)など60年代のポップスに乗せて、観客全員を幸福感に包み込む“笑撃”のラストを見逃すな!

原作:ケン・ラドウィッグ
翻訳:小田島恒志、小田島則子
演出:鵜山仁 
出演:加藤健一、阿知波悟美、加藤忍、粟野史浩、加藤義宗、高畑こと美
出演者は今後変更になることもあります。

5月10日(水) 夜 6時30分
5月11日(木) 昼 1時30分
上演時間 2時間15分(休憩15分)
会  場:旭川市公会堂
2017年7月例会 青年劇場

『みすてられた島』

 アッチを向くかコッチを向くか…

 近未来のとある島。戦争が終わって、突然本土から独立を言い渡される。 島長(しまちょう)の児島大作は、あと半年で二期務めた島長の座を降りる心づもりでいた。 そんな時に起こった独立騒ぎ。
 「憲法ってどうやって作るんだ?」家族に聞いたところでわかるはずもない。 今後の対応を相談すべく自宅に島の有力者を集め、憲法づくりに着手するものの、なかなか話がまとまらない。 島民に告知すれば皆本土に行きたがるし、告知しなければ人権問題だ。
 島に軍隊は必要なのか?そもそもどこかよその国が攻めてくることなんてあるのか?
 家族と言えば、議論の中身には目もくれず、子供たちのことや隣人の世話を焼く妻、島を出たがっている 彼女のために一肌脱ごうと思っている役所勤めの息子、恋人のことで母親と折り合いの悪い娘・・・。
 やがて人々の権謀術数の矛先が、島長の家族に向けられて・・・。
 国と島と家族をめぐる近未来コメディー!!

作・演出:中津留章仁 
出演:葛西和雄、吉村直、藤木久美子、清原達之、広戸聡、湯本弘美、大木章、島本真治、松永亜規子、大山秋、大月ひろ美、岡山豊明
出演者は今後変更になることもあります。

7月13日(木) 夜 6時30分
7月14日(金) 昼 1時30分
上演時間 2時間50分(休憩15分)
会  場:旭川市公会堂
2017年9月例会 スタミナや&イッツフォーリーズ

『音楽劇 秋に咲く桜のような』

 一年前に母が亡くなり、後を追うように父も逝った…
 人口5万人のある地方都市にひっそりと佇む一軒の古びた写真館。高度経済成長期には写真館も、七五三や入学式、卒業式など時節ごとに記念写真を撮っていた。しかし、町の人口減少とともに商店街はいつしかシャッター通りとなり、写真館も開店休業に近い状態が何年も続いていた。
 その写真館の主人が亡くなった。長い間離れて暮らしていた息子、沼井守男は久しぶりに実家に戻り、葬儀を終えたがらんとした写真館を眺めながら思いに耽っていた。住む人がいなくなった我が家…東京へ戻る電車の時間が近づく。
 アイドルのおっかけをしている同級生の林正太郎、写真館のヘアメイク兼スタイリストをしていた美容師の大根田さゆり、商工会の役員で地元ホテルの社長の辰巳勝、同じ商店街の電気屋の出戻り娘北川美奈代、毎年自分のカレンダー用写真を撮っていた小料理屋の女将藤まり江…。近所の人達が様子を見に次々現れ、写真館の様々な思い出を懐かしみながらもどうしていいか分からない。周りには町おこしのために育てた秋桜が美しく咲いている。
 急に賑やかになった写真館は、このまま息を吹き返すのか?はたまた店を畳んでしまうのか…?
 忘れかけた人と人とのつながりやぬくもりを描く笑いと涙のヒューマンドラマ。

作:堤泰之(プラチナペーパーズ)
演出:田上ひろし(スタミナや) 
出演:山崎大輔、永田耕一、田上ひろし、三谷悦代、杉野なつ美(以上スタミナや)、丸山優子(劇団スーパーエキセントリックシアター)、井上一馬 、茂木沙月、勝部祐子、吉田雄、水谷圭見、鈴木彩子、加藤木風舞、古小路唯加(以 上イッツフォーリーズ)
出演者は今後変更になることもあります。

9月6日(水) 夜 6時30分
9月7日(木) 昼 1時30分
上演時間 1時間50分(休憩なし)
会  場:旭川市公会堂
2017年10月例会 東京芸術座

『蟹工船』

「おい、地獄さ行(え)ぐんだで!」
 昭和のはじめのころ─。食い詰めて“自分を売る”より仕方がなくなった男たちが函館の港に集まってきた。 たらば蟹漁の船団の中で缶詰加工を行う工船「博光丸」に乗り組み出漁する。博光丸はボロ船で、カムサッカの 荒波でメリメリと音をたて、死と隣り合わせの危険な労働環境である。漁夫、雑夫たちは、情け知らずの 監督・浅川のもと暴力や虐待など非人間的な扱いを受け、重労働と粗悪な食事で身体を悪くして倒れるものが 続出する。
 「このままでは殺される」・・
 大時化(しけ)の時も出漁の命令が下される。彼らはおっかなびっくりだったが、サボタージュを始める。 そして遂に、自分たちの力でストライキを起こし“要求”を突きだした。しかし、待っていたのは味方と 思っていた帝国海軍による弾圧と逮捕であった。
 会社と軍隊の正体を知った彼らは、戦術を練り直し再び行動を起こす…。

 戦前からのプロレタリア演劇活動で活躍し、東京芸術座の創設者である村山知義氏(1901(明治34)-1977(昭和52))の原演出(1968年)による再々演。2012年から全国の鑑賞会を巡演しているお芝居が、物語の舞台でもある北海道についに到着です。
 お見逃しなく!

原作:小林多喜二
脚色:大垣肇
演出:印南貞人、川池丈司 《村山知義演出による》
出演:神谷信弘、北村耕太郎、山村勇人、笹岡洋介、梁瀬龍洋、甲斐浩志(フリー)、鈴木健一朗、岡橋和彦(まほろば企画)、中谷源(青年劇場)、小川拓郎、深井八郎、松並俊祐、手塚政雄、井上鉄夫、下落合秋、前田剛志、中屋力樹、平田正治、細根和博、八木澤賢(青果鹿)、森路敏、桑島義明(ペルソナ)、榎本邦尚、冨永隆徳、葉霜怜奈、脇秀平、星野子熊、、浅利倫映、上野山達宣、江部茜、関根学、鈴森あづき、横沢勲生
出演者は今後変更になることもあります。

10月25日(水) 夜 6時30分
10月26日(木) 昼 1時30分
上演時間 2時間40分(休憩15分)
会  場:旭川市公会堂
2017年12月例会 俳優座

『七人の墓友』

 「○○家」ではなく「私」のお墓に入りたい・・・
  雑誌編集者の仁美の母・邦子はある日突然、実家の母・邦子にスカイツリーの展望台に呼び出される。飼い犬の桃太郎が死んだと言うのだ。死や人生についてしみじみと語る邦子に、仁美は母の心境の変化を感じ取る。
夏、家族や友人が久しぶりに顔をそろえた実家で、ひょんな諍いから夫・義男への積年の不満を爆発させ「あなたと同じお墓には入りたくない」と口走ってしまう。さらに海外在住の仁美の弟・義明が驚くべき告白をし一家は大騒動に。そして邦子は地元のファミレスで個性豊かな老人たちと出会う。
 家に縛られない新しい墓のあり方を模索するお墓仲間「墓友」たちの物語を中心に「結婚しないアラフォー女性」「長い長い老後」など現代的なテーマをぎっしり詰め込んで描く「七人の墓友」。深刻な問題を明るく、本音で、ユーモラスに。まさに現代を生きる私たちがそのまま舞台にいるような、笑いと涙と共感がたっぷりの作品です。

作:鈴木聡(ラッパ屋)
演出:佐藤徹也(オフィスクレッシェンド)
出演:小笠原良知、可知靖之、遠藤剛、清水良英、青山眉子、伊東達広、松本潤子、天野眞由美、河内浩、塩山誠司、田野聖子、清水直子、佐藤あかり、田中美央、関口晴雄、斉藤淳、蔵本康文、野上綾花
出演者は今後変更になることもあります。

未定 夜 6時30分
未定 昼 1時30分
上演時間 2時間50分(休憩15分)
会  場:旭川市公会堂
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